地域医療機関との連携

【開放型病院(オープンシステム】

垂水中央病院は、地域医療機関に開かれた病院です。また、入院を中心とした医療を行う病院でもあります。平成16年より、開放型病院(オープンシステム)となり、地域のかかりつけ医と協力しながら診療を行っています。
連携している医療機関から御紹介いただいた患者さんは、かかりつけの先生が「主治医」となり、当院の医師が「担当医」となります。かかりつけの先生は患者さんの入院前の健康状態や治療経過などをよくご存知です。入院となったとたんに、まったく別の治療を行ったり、重複した検査を行うのは非効率であり、患者さんにとっても負担になります。
そこで、かかりつけの先生と当院の医師が話し合って治療方針を決めていき、治療を行っていきます。退院する時には入院中の様子もよく分かっているので、うまくバトンを渡すことができ、安心で効率的な医療を受けることができるのです。
地域医療相談連携室では、開放型病院に関することの運営を行っており、スムーズに共同指導をおこなっていただくよう準備しています。

【かかりつけ医をもっていただくことの推進】

かかりつけ医は日常的な診療に加えて、生活習慣病といわれるものなどへの予防的な医療、相談を持ちかけたり、専門医を受診して難しいことを言われ、内容が理解できない時などにも相談することができます。長い年月にわたり、患者さんの病気や身体のことを知っているだけでなく、仕事や家族環境、さらに趣味あるいは人生観といったものまでを理解したうえで病気に対応してもらえるので安心して医療を受けることができます。
垂水中央病院では、患者さんがかかりつけ医を持っていただくことを推進しており、症状の安定された患者さんの逆紹介を推進しています。

【紹介の窓口】

かかりつけの先生方より患者さんを御紹介してただく際の窓口です。
スムーズに御紹介していただき、患者さんにも満足していただけるよう努力してまいります。
当院は全診療科予約制となっております。受診依頼をいただきましたら、各診療科へおつなぎして受診予約をとって頂きます。また、緊急での受診の事前に電話等でご相談頂ければ、優先的に診療させていただきます。